バリスタの定義って何ですか?と聞かれることがたまにあります。これは、バリスタを目指す人やなりたての人からも聞かれる質問です。
実際にバリスタと調べて見ると、「カフェやバールでコーヒー(特にエスプレッソ)を抽出し、提供する専門職、またはその知識や技術を持つ人」と出てきます。語源を辿ると、イタリア語のBar(バー)+Ista(サービスを提供する人)が元になっています。
これを見ると、結局「コーヒーの専門家」のことだと思われるかもしれませんが、私の考えは半分正解で半分は違うかと思います。
例でイタリアのバーを出しますが、エスプレッソ文化のあるイタリアでは、1日に何度もBarへ行き、エスプレッソを飲む習慣があります。
バリスタは、そこでコミュニケーションを取って楽しい時間を作ったり、来る人の味の好みを覚えてその味を作れる技術があったり、無駄のない所作や綺麗なカウンターの使い方をします。
ここにバリスタの本質があると考えています。技術以外に、どれだけ人を見ているか、人に興味があるか、所作や雰囲気、コーヒーでその空間をつくるかこのあたりが重要だと思います。
実際に私が勉強し始めた頃、先輩から、バリスタにとってコーヒーは基礎であり、それを活かして何をするか、だと学びました。
そうを考えると、AIにはまだできない仕事であり、バリスタの可能性というのはもっと広いのではないかと考えています。
