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コーヒー豆の挽き方について

前回の抽出時間をコントロールする方法として、お湯の注ぎ方、使う豆の量などもありますが、挽き目(コーヒー豆を挽く細かさ、荒さ)を調節するという方法があります。
コーヒー豆の量は、使うお湯との比率でまた味が変わってくるので、基本的には挽き目で調整をして、注ぎ方で微調整をするというのが良いかと思います。

挽き目での変化は以下の通りになります。

挽き目が粗い(粉の粒が大きい)場合
・抽出時間が早くなる
・豆の成分が出にくくなる(表面積が小さくなるため)
→コーヒーの味と口当たりが軽くなる

挽き目が細かい(粉の粒が小さい)場合
・抽出時間が長くなる
・豆の成分が出やすくなる(表面積が大きくなるため)
→コーヒーの味が強くなる、コクが出る

細かくすればするほど抽出時間も伸びて味が強く出ますが、過剰に細かくして味を調整するのはあまりおすすめしません。
やり過ぎると、雑味やえぐみまで出てしまうので、その場合はコーヒー豆の量で調整する事をおすすめします。

わかりにくい場合は、石と砂で考えると、上から水を流した時に、どちらが早く下に落ちるか想像がしやすいかと思います。