お店でホットのカフェラテやカプチーノなど、ミルクが入るドリンクを注文した際に、出来たてでも少しぬるいと感じた方はいるかと思います。
稀に熱くしてくださいとオーダーが入ることもありますが、温度については理由があって高温にはしていません。
[カフェラテがぬるい理由]
牛乳は甘くなる温度と嫌なにおいが出る温度があるということです。
一般的に70度以下が甘く感じると言われていますが、個人的には55~62度程度が甘いと感じます。
逆に、約70度以上の温度まで上げると、牛乳の嫌なにおいが出てきてしまうので、熱くしない理由はここにあります。
なかなか知られていないところですが、バリスタはミルクを温める際、ミルクピッチャーを触りながら、中の液体が何度になっているのか触ってわかるようにするトレーニングがあります。
そのため、温度計で測っていなくても決まった温度で提供することができます。
提供される温度はお店によって違いがあり、カフェラテ、カプチーノ、マキアートなど、ドリンクによって変えるお店もあります。
このような理由で温度を上げていませんが、少し熱くしてほしいという方は、70度程度で注文してみても良いと思いますし、行きつけのお店があれば、温度を上げたり下げたりして違いを楽しんでみても良いと思います。