You are currently viewing 味のボリュームについて①

味のボリュームについて①

最近、味のボリュームについてのお質問をされることが多かったので、こちらについて説明していきます。

味のボリュームというのは、簡単に言うと、濃いか薄いかという濃度のことであり、業界用語で言うとTDSのことです。

ここだけでもバリスタに寄って意見はさまざまだと思いますが、個人的に濃度は好みであって、極端なレシピでない限り、正解不正解はないのかなと思います。

濃度が薄い=アメリカン=美味しくない、と言う方が多いように感じますが、私自身はアメリカン程度の濃度のものも飲みやすくて好きです。

ただ、なぜ薄いのか?どのようなレシピで薄くなっているのか?それによっては改善の余地があるものもあるかと思います。

【酸味が強くて薄い場合+味が残らない】

これに関しては、十分に成分が出ていないために薄くなっている可能性があります。前にも説明しましたが、味が出る順番はだいたい決まっていまして、ざっくりと説明すると、酸味→甘み→苦味、雑味、と言う順番で抽出されていきます。

例えば、酸味が強くて後味が残らないと言う場合は、抽出が前半だけで終わってしまっている、未抽出状態になっていると考えられます。とても酸味が綺麗な浅煎りの場合、これでも美味しいと感じることはあると思いますが、一般的には、ただ薄いと感じてしまう可能性があります。

次回は、薄く作るのに適したコーヒーやレシピについて書いていきたいと思います。