前回はカフェインのメリット、デメリットを書いていきましたが、今回はどんなコーヒーにカフェインは多く含まれているのか、どんなコーヒーがカフェインが少ないのかを書いていきたいと思います。
お店で働いていると、目を覚ますのに濃くて苦いエスプレッソを注文される方が多いですが、必ずしもエスプレッソがカフェインが多いかというとそうでもありません。
そもそもカフェラテやカプチーノ、アメリカーノもエスプレッソを使ったメニューなので、同じエスプレッソを使うのであればカフェイン量はかわりません。
カフェインとは別に、エスプレッソはとても味が濃いので、その刺激で目が覚めるというのはあるかと思います。
逆に、カフェインをあんまり取りたくないからとカフェラテを頼む方もいますが、それも上記の通りエスプレッソと変わりません。
カフェイン量を簡単に説明すると、
【使うコーヒー豆の量とカフェインは比例します。】
なので、10gのコーヒー豆を使って抽出したエスプレッソと、15gのコーヒー豆を使って抽出したドリップコーヒーで比べたとすると、ドリップコーヒーの方がカフェイン量は多いです。
液体の量でのカフェイン量の違いというのはほとんどありません。
なぜかというと、カフェインというのは、抽出が始まってすぐにほとんどが抽出されるからです。
エスプレッソを20ml、ドリップコーヒーを200ml抽出したとしても、抽出に使ったコーヒー豆の量が多い方がカフェインが多いと考えて良いでしょう。
もしお店で確かめたい場合は、お店の人に聞くか、レシピを確かめるとわかるでしょう。
浅煎りや深煎りでもカフェイン量が変わると言われていますが、長くなってしまったのでまたそのうち書きたいと思います。