焙煎をするのに使う焙煎機ですが、手網の小型タイプやサンプルロースターと言われる小型の機械や、ロースタリーなどにある大型の焙煎機など様々な種類があります。
また、焙煎機の中でも直接火を当てる直火式、熱風と直火で焙煎していく半熱風式、熱風で焙煎していく完全熱風式と種類があります。
今回は味の説明ではなく、この完全熱風式で焼いたコーヒー豆が、他の方法で焼いた豆と適正な焙煎日が違いそうだという件について書いていきます。
おそらくほとんどの豆が半熱風式になっているかと思いますが、気になる方は豆を購入している場所で聞いてみても良いかもしれません。
今まで個人的に一番コーヒー豆が美味しくなる時期として、浅煎りの場合焙煎日から14日~25日程度、深煎りの場合7日~14日程度で考えていました。
基本的にはこの日数から大きくズレることはないと考えていましたが、完全熱風式で焼いたコーヒー豆を淹れた際に上記の期間内の豆を使用したのですが、甘さが弱い、強いロースト臭、苦味が舌に残るという事が起き、まさに焙煎から日が浅い豆に感じられる味でした。
ここから調べたり知り合いのバリスタに話を聞いている中で、完全熱風式は適正な焙煎日が他の方法に比べて長くとったほうがいいという結論にいたりました。
豆にもよりますが、浅煎りの場合21日~35日、深煎りの場合15日~30日程度が良いのではないでしょうか。
マニアックな内容となりましたが、気になる方は同じレシピで焙煎日違いのコーヒー豆を飲み比べてみても面白いかもしれません。