コーヒーの味を決める要素としてかなり大きいのはコーヒー豆です。
プロのバリスタが、とてもクオリティの低い豆を使って美味しく淹れられるかというと、マシにすることはできると思いますが、感動するほど美味しいコーヒーを淹れることはほとんど不可能だと思います。
逆にいうと、グレードが高く、上手な焙煎で作られたコーヒー豆を使えば、ある程度美味しいコーヒーは淹れられるかと思います。
ただ、コーヒー豆はとても種類が多く、パッケージには専門用語が書いてあったりして、どの豆を買って良いのかわからない方が多いかと思います。
ここでは、何回かに分けて、好みのコーヒー豆が選べるように豆の説明をしていきたいと思います。
はじめはコーヒーの品種から説明していきたいと思います。
コーヒーの品種は、年々増加していて、現在でも200種類以上あると言われているので全て把握することはなかなか難しいです。
コーヒー豆の三大品種と言われているものが以下の通りです。
①ロブスタ種(カネフォラ種)②アラビカ種③リベリカ種
ただし、リベリカ種は世界で生産されているコーヒー豆の1%にも満たないもので、市場にもほとんど出回らないので覚えなくて良いかと思います。
他に有名なものだとゲイシャ種がありますが、これはとてもクオリティが高く高価なものになるので、普段使いには適していないかと思います。
味わいとしては、とてもクリーンで、果実をかじったようなジューシーさと綺麗な酸味、シロップのような甘みとなめらかさがあります。
高価な分とても美味しいので、目にしたら飲んでみても良いかもしれません。
コーヒー豆で購入する場合は、焙煎から最低1週間置いておくことをお勧めします。
1週間以内だと風味がかなり弱く感じます。
ゲイシャ種の中でのおすすめはパナマかエチオピアの産地のものです。
他のゲイシャ種ももちろん美味しいですが、特徴がわかりやすいかと思います。
次回は、三大品種のロブスタ種とアラビカ種について説明していきます。