前回、コーヒー豆を蒸らす理由書きましたが、今回は具体的にどれぐらいのお湯を使用すればいいのかという話をしていきたいと思います。
まず、ハンドドリップにおいて蒸らしを始めていく場合、お湯ができるだけ均一にいきわたるようにフィルター内にあるコーヒー豆を平らになるように均しておいてください。
ここにお湯を注いでいくのですが、注ぐ際の注意点としては、
①高い位置から注ぎすぎない(粉が飛び散ったり、深煎りの場合、えぐみや雑味が出やすくなります)
②全体にまんべんなくお湯がいきわたるように
③ケトルから一気にお湯を出さない、コーヒー豆の上に乗せるイメージでそっと注ぐ
こちらの3点です。
全体にお湯がいきわたるようにすることと、乱暴にしないという点を気を付けていただければと思います。
【お湯の量について】
コーヒー豆が、お湯を吸収できる量として、使う豆の約2.1倍といわれたりします。
ただし、浅煎りの場合は豆の水分量が多かったり、深煎りの場合は水分量が少なかったり、豆によっても条件は変わってきます。
なので、基本的には使用するコーヒー豆の2倍のお湯を蒸らしに使用すると考えていいと思います。
(15gのコーヒー豆を使用する場合は30gのお湯で蒸らしをする)
次回ももう少し蒸らしについて書いていきたいと思います。